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ベビーオイルも鼻の中には危険、ミネラルオイルの原料とは

ドライノーズを治したり予防するためには水分で保湿した後、オイルなどで水分を閉じ込めると治りが早くなります。しかし鼻の中にベビーオイルや馬油、オロナイン、ニベア、ユースキンは肺炎になる危険性があるようです。どれくらい危険なのか?調べてみました。

ドライノーズ対策にベビーオイルは使える?

メイクマニュアルでいう、ミネラルオイルって体によさそうなイメージがあったのでどんなものか調べてみました。

ミネラルオイルとは鉱物油のことでした。鉱物油とは石油由来の成分です。石油由来だからといってすべてが危険とも限らない石油由来の油で有名なのはベビーオイルです。ドライノーズ対策でベビーオイルを使っている人もいらっしゃいますがリポイド肺炎の一因になるリスクがあります。

赤ちゃんにも使える標準的なオイルですが成分はミネラルオイルからできています。赤ちゃんが鼻から吸い込まないように顔に塗るときは注意したほうがいいですね。

リポイド肺炎はワセリンの他にもパラフィン、点鼻薬で発症したという論文があります。パラフィンは石油由来のミネラルオイルです。ベビーオイルのようなミネラルオイルは安全なイメージもあり、使いやすいオイルですがドライノーズ対策には使わない方がよさそうです。

ベビーオイルとは余分な成分が入っていない、純粋なオイルというようなイメージですね。赤ちゃんに使っても刺激が少ない、ベビーオイルとはすごくいいネーミングですね。

ベビーオイルなどの鉱物油には栄養分が無い

鉱物油でも精製度が良くないものがあって、そういったものを使うと肌荒れやシミの原因になるようです。鉱物油というのは純粋に油分だけが成分なので、肌に対して栄養があるとか、抗酸化成分が働く、ということがありません。

人の肌の表面には多くの常在菌がいて皮脂や汗を食べながらバランスをとっていてニキビなどの原因となるアクネ菌の増殖を押さえています。栄養分が含まれているオイルだと皮膚の常在菌の栄養となるので肌の状態も良くなっていきますが、鉱物油は栄養分が無いので長く使ううちに肌が乾燥してしまいます。

ドライノーズ対策としてバーユ、馬油を使うのは?

鼻の乾燥対策や花粉対策にも使われている馬油ですが、このような動物性油脂ではリポイド肺炎の原因にはならないのでしょうか。

動物性油脂はリパーゼで加水分解を受け遊離脂肪酸を生成するため、

植物性油脂あるいは鉱物油より激しい反応を生じ壊死性出血性肺炎

(infantile type)を引き起こす。

呼吸器内科医pulmonary.exblog.jpより引用

動物性油脂は植物性油脂や鉱物油(ミネラルオイル)より激しく反応して壊死性出血性肺炎を起こす、とあります。ワセリンが原因で起きる肺炎よりも重症になりそうです。

一般的に起きているリポイド肺炎はパラフィンを中心としたミネラルオイルが原因のようです。ミネラルオイルは液体で無味無臭なので喉から気管へ入り込みやすく咳こんで出す反射が起きにくいのです。

一方、馬油はちょっと独特なにおいがありテクスチャも重めです。しかし誤嚥した場合はミネラルオイルよりも重症な肺炎を起こすリスクがあります。

馬油は半練り固形なので一度にたくさん鼻の中に入れられることから、余分に塗り過ぎるような使い方になります。余分に塗った分は誤飲…しやすいと思います。使う場合は自己責任ですね。

ニベア、ユースキン、オロナインなどのクリームはドライノーズ対策になるか

油脂+水分が理想的に混ざったものはクリーム類です。保湿にはぴったりのクリームですがドライノーズ対策には使えるでしょうか?

私の経験、実感としては一時的には使えます。外出先で鼻の中がカピカピでかさぶたができそうな時は迷わずに持っているクリームを使ったほうが良いです。クリームはハンドクリームでもリップクリームでも大丈夫です。できれば洗面所で鼻の中を濡らしてから(もしくは下のようなドライノーズ専用の点鼻薬を使う)クリーム類を塗ったほうが刺激が少なく余分な傷が増えません。

ハンドクリームみたいなクリーム類はドライノーズがひどい時に使うとすっごい量の鼻水が出ます。ちょっと乾燥した程度のドライノーズだと一時しのぎ的にハンドクリーム類は役立ちますが、悪化したドライノーズには効果があまりないかもしれません。

全くバリアというか、うるおいが無い鼻の中にクリームを塗ると、サウナ状態というか、一気に保湿される感じです。で、ドライノーズは治るのかというと、サウナ状態になった鼻粘膜は鼻水が大量に出て、クリーム成分も洗い流されて、その後はなんだかむず痒くなってしまいました。

鼻の中は粘膜なので、クリーム類は刺激が強いのだと思います。健康な状態ならなんともなくても、ドライノーズで敏感になっていると粘膜が過剰に反応するような感じです。

クリーム類を使う時はドライノーズの状態を見極めて使ってみてください。(本来のクリームの使用法でないので自己責任です…。)

鼻に油分を入れるのはやっぱりちょっと危ない

民間療法的に鼻の乾燥にはオロナインが効くとかワセリン最強とか言われていますが…調べていくうちに肺炎の危険とかが分かってきて…やっぱり鼻の粘膜に異物をむやみに塗るのはあまり良くないんじゃないかと思い始めました。

口の中に直接ワセリン塗るとか、お尻の穴に(というか直腸に)ワセリン塗る、みたいな感覚の方が近いのかもしれない…。直腸って薬の吸収がすごく早いって話を聞くので、粘膜は皮膚よりも薄くてバリア効果も弱いってことです。そんなデリケートで無防備に何でも吸収してしまう鼻の中に、いくら効果があると言われてもむやみに油分を塗らない方が良いと思います。

論文を探した中に「鼻から吸収された毒素がある病気を引き起こした」とかいう内容のものはありませんでしたが、鼻に入れた油分から肺炎が起こったというのは事実です。怖いのはリポイド肺炎はすぐに発症しないってことです。吸収された油分が段々と肺に溜まっていって、呼吸が苦しいとか症状が現れるそうです。

…。

肺の病気って常に水に溺れているような苦しさらしいですよ?

そんな危険な病気になるリスクよりも鼻が痛い方がまだいいな…と思いませんか。ということで、鼻の中に油分を入れるのは個人的にはおすすめしません。

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