鼻の穴の中が痒いムズムズする原因

ドライノーズの症状

鼻の穴が痒くなるムズムズする原因は鼻の粘膜が何らかの刺激を受けたせいです。何らかの刺激というのは塵や埃の他にも炎症や乾燥などといったものも含まれます。

鼻前庭炎で鼻がかゆい場合

鼻前庭というのは鼻の入り口の部分のことを言います。 ちょうど鼻くそを掘ることができる辺りの部分です。 この位置に炎症が起きているとむず痒くなる原因になります。

 

特に鼻くそをほじる癖がある人は、この鼻前庭部分をこすりすぎてしまい炎症が起きていることがあります。炎症が起きれば痒みが起きたりムズムズしたりして余計に鼻をほじりたくなります。こうなると悪循環になってしまい炎症が治まっては弄ってしまい一向に治らなくなってしまうことがあります。

 

他にも鼻の穴の手入れをしすぎたり、鼻毛を抜いた時にばい菌が入ったりして炎症が起きることもあります。これをきっかけにして炎症が大きい鼻のかゆみが始まるのです。

 

悪化していくと鼻の中にできものができたり、粘膜が腫れたり、常に痛い状態になったりします。このようなひどい状態になると市販薬よりは耳鼻科を受診してしっかり診てもらった方が治りが早いと思います。

風邪で鼻がかゆい場合

風邪をひくと鼻の粘膜にも炎症が起きてきます。また鼻からウイルスや細菌が侵入した場合も鼻粘膜に刺激を感じるため鼻がムズムズすることがあります。

 

風邪の場合は炎症がどんどんと悪化して鼻水が出てくるので痒みはだんだんと治っていく傾向にあります。

 

炎症の初期の段階で鼻をかもうとして思いっきりかむと、細菌やウイルスが耳の方へ回ってしまい中耳炎などの原因になることもあります。 風邪っぽい症状があって 鼻の中もかゆいけれど鼻水が出てこない状態の時は、思いっきり鼻をかむのをこらえてティッシュで押さえるぐらいにしておくといいと思います。

アレルギー性鼻炎で鼻がかゆい場合

アレルギーの場合は耐えきれないようなむず痒さが鼻の中に起きてきます。花粉の時期だけ現れるのが花粉由来のアレルギー性鼻炎で、 年がら年中鼻の中が痒い場合は通年性アレルギー性鼻炎と言います。

 

通年性アレルギー鼻炎の 原因のほとんどは家の中にある埃やダニの死骸ペットの毛などのハウスダストによるものです。秋になってひどくなったりするものはダニの死骸によるアレルギーの可能性が高いと思います。( 私自身秋にアレルギーがひどくなるので調べたらダニのせいでした)

 

この場合花粉がおさまってきたり、家の中のハウスダストがなくなってくれば症状は良くなってきます。 抗ヒスタミン剤を飲んで症状を抑えることもできますが、副作用として眠気が起こるので運転などをする人には向かないです。

血管運動神経性鼻炎で鼻がかゆい場合

特に原因が見つからないのに鼻が痒くなることもあります。私は子供の頃からこの血管運動神経性鼻炎があるようなのですが、特に原因もはっきりしないけれど鼻の粘膜にある血管は広がって腫れてしまい痒くなります。

 

どうして鼻の粘膜が腫れてしまうのかという原因は色々と考えられます。

  • 寒暖差などの外気温の変化
  • タバコや芳香剤などの強い香り
  • 熱いものや辛いものを食べたせい
  • 風邪などのウイルスによるもの
  • またそれを治療する薬の影響

 

などと言われています。

ドライノーズで鼻が痒くなる場合

ドライノーズで鼻の中が痒くなることもあります。ドライノーズの特徴は鼻の中がすごく乾燥していることです。乾燥が進みすぎたり、痒くて鼻の中をいじった場合は鼻水が出たりすることもあります。

 

ですが基本的にドライノーズになると鼻の中は乾燥に傾いてきます。 血管運動神経性鼻炎との見分け方は 、私の体感としてはドライノーズの方が症状が大きいと感じます。

鼻の中にピリッとした痛みを感じる

鼻をかんでも鼻水が出ない

鼻水は出ないのに鼻をかみたい

 

一番の決め手 となる症状は「何が何でも鼻をかみたくなる」これに尽きると思います。加えて痛みや感想が伴えばほぼ間違いなくドライノーズと言えると思います。

 

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