鼻水が出なくなって、鼻の中がくっつく…傷ができて痛い…鼻くそがいっぱい出る…。そんな症状はドライノーズかもしれません。日頃ドライノーズになりやすい習慣をまとめました。この習慣を続けるとドライノーズを悪化させるかもしれません。
ドライノーズが流行る、なりやすい時は?
ドライノーズは年中ずっと流行っているのではなく、流行りやすい時期があります。流行りやすいのは乾燥した季節になるとドライノーズにかかる人が増えてきます。人から人へ伝染していく病気ではないので環境によってドライノーズになる人が増えています。しかし環境以外の原因でドライノーズになる場合があります。
エアコンの使い過ぎ…
特に乾燥しやすい秋口から冬に多くなる傾向があります。空気が乾燥している季節はもちろんのこと、最近では夏場でもエアコンの影響で乾燥している場所が多いため一度ドライノーズになると中々改善しません。そのため意識的に加湿したり、鼻の手入れをすることが大切です。
エアコンが原因でドライノーズになるというのは、結構言われている話のようで、子供の花粉症が増えている原因らしいです。
コーヒーや緑茶、紅茶を飲み過ぎて…
空気の乾燥以外にも体の内側から水分が足りない場合にもドライノーズになるきっかけを作ります。コーヒーや緑茶、紅茶などを飲みすぎると利尿作用から体の水分が失われます。利尿作用がある食べもの、飲み物はむくみを解消する食べ物、むくみやすくする飲み物とはの記事が詳しいです。
困ったことに内側から水分不足になると市販薬でいくら水分を与えても全然治りません。私はコーヒー好きで1日5杯くらい飲んでいましたが、カフェインが効きすぎた日はドライノーズも悪化していました。
カフェインに利尿作用があるのでレッドブル系のエナジードリンクとかもドライノーズになります。カフェインを減らすために香りが強い他のお茶を飲んでいました。濃く煮出した麦茶とか、タンポポコーヒーとか。
点鼻薬を頻繁に使う
鼻づまりに良く効く、【第2類医薬品】ナザール「スプレー」(ポンプ) 30mLが有名な点鼻薬です。ナザールスプレーが無いと、鼻が詰まって眠れない、鼻が詰まったらすぐに使いたくなる…というように長期的に使っているとドライノーズになりやすくなります。
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佐藤製薬 2008-10-01
ナザールスプレーは鼻水を止める薬なので、効けば効くほど鼻水が止まります。長く使っていくと鼻水の調節がうまくいかなくなってしまい、鼻の中の乾燥が始まってしまうのです。
花粉症でナザールスプレー、即効性があって癖になるんですよね~。すぐ効いてくれてよく眠れるんですが、その分粘膜には負担になっているようです。確かに「長期の使用はするな」という内容が取扱説明書に書いてあります。
早朝のランニング
乾燥した季節だと、朝のランニングは鼻の中がカピカピになります。マスクをしていれば鼻と喉の保湿はできるのですが、息が苦しくて走っていられないんですよね。ランニングやジョギング自体はいいんですが、乾燥した季節の早朝って一番体が乾燥しやすいです。
早朝は寝ている間に失われた水分を十分に補給する前で、体自体が乾燥しています。外も乾燥、体の中からも乾燥…ダブルで乾燥しているのでドライノーズになりやすくなります。というか、ドライノーズだけじゃなく、眼とか口とか色々乾きやすいので冬のジョギングは注意しないといけません。
さらに悪いことには、乾燥した季節は寒い季節でもあるので突然死が起きやすいのでランニングよりもウォーキングの方がいいかもしれません。
でも習慣なので走りたい…。
で、結局走るのですが走った後、すぐにシャワーを浴びたら喉の乾燥を防げました。でもちょっとイガイガが残る、鼻もすっきりしないので自宅にある吸入器とかを駆使して乾燥を防いでいます。30分程度のジョギングだったら、帰宅後にすぐ対処すれば大丈夫…だと思います。
ストレスを溜めすぎて…
ドライノーズの原因のひとつにストレスが関係します。自律神経は体の汗の調節など体液の流れにも影響しています。気候も潤っていて体の水分バランスが調節されていてもストレスによって粘膜に影響を与えることがあります。
大事な話をする直前や、怒られている時、責任を感じている時に口の中がカラカラになったり、汗が噴き出したりするのは自律神経が影響を受けているからです。誰もがストレスで自覚のないまま体に負担をかけているのかもしれませんね。
ストレスを受けていても、慣れてしまっていたりガマンしてストレスの兆候を見逃すことがあります。兆候を見過ごして悪化させないように体の乾燥の兆しを知っておくといいですよ。
ストレスでカラカラに乾いたら、コレを使う
ストレスで喉がカラカラになった時は体が脱水しているので、すぐに水分補給すればドライノーズにならないように予防できます。
例えばペットボトルを持ち歩いて少しずつ水を飲むと喉元が潤ってきて鼻の中も潤ってきます。会議にはジュースやお茶のような体の状態に影響するような飲み物(トイレが近くなるとか、喉が渇くような糖分が入っているものとか)ではなく、ミネラルウォーターで水分補給すると良いです。意識高い系とか言われるかもしれませんが、常温の水だと負担が一番少ないので会議中に余計なことに神経を配ることがなくなりますよ。
電車の中などで水が飲めない、手元にないという場合でも唾液を出すことで喉や鼻を潤すことができます。唾液をだすには、何かを噛んだりすればいいのでスルメとかガムでもいいですが一番おすすめは干し梅です。まろやか干し梅小袋入り160g(種なし梅) 1袋 この干し梅は個包装になっているので持ち運びしやすいです。干し梅好きの人が大勢買ってレビューしてたので買ってみたらおいしかったやつ↓
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ハッピーカンパニー
もらって嬉しかった高級梅はこっち↓
別に目新しいコトでもないですが、(水を飲めとか、梅を食べろとか)こういう毎日の積み重ね的なことが結構効果があったりします。ドライノーズの根本的な解決をしたい人は実践してみてください。
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