鼻毛の手入れ、自己流でやっていると思わぬ病気、ドライノーズを招くことがあります。鼻毛の手入れをしたら、なんだか鼻の中が痛い、かゆい…鼻くそがたまりやすくなった…そんな場合は鼻毛の処理の仕方に問題があるかもしれません。
奥の鼻毛を切りすぎると乾燥する
私は鼻毛が飛び出て恥ずかしいので鼻毛を切っています。鼻毛が飛び出るのは鼻の入り口付近なので、そこだけ切りそろえれば鼻毛が飛び出ることはありません。けど、つい鼻の奥の方まで切ってしまうんですよね。鼻の奥まで切ると一時的にすっきりするので深追いして切りすぎます。
そうやってつい奥の方まで切りすぎると鼻毛がほとんどなくなります。鼻毛は外気に入っているウィルスをからめとって防御する機能がありますが、そのほかにも鼻の中の湿度を保つための役割があります。鼻の奥の鼻毛を切りすぎると鼻の湿度を保つための必要最低限の鼻毛もなくなってしまうので鼻の中が徐々に乾燥していきます。
鼻毛は入り口だけ切る
鼻毛処理は鼻の入り口だけ切りそろえるだけで、鼻毛が飛び出してくることはなくなります。正確に言うと鼻の入り口まで飛び出してくる鼻毛をカットすれば大丈夫です。年齢や環境によって鼻毛の長さは個人差があるので、奥の鼻毛がすごく伸びるタイプの人もいます。
自分がどんな鼻毛のタイプなのかわかると鼻毛処理の仕方がわかってくると思います。ちょっと観察してみてください。
鼻毛が全体に短いタイプの鼻毛処理
鼻毛が全体的に短くて、鼻の入り口付近の余り毛だけ処理すればいいタイプの人は鼻毛の処理は簡単です。鼻毛が基本的に短いのであまり刈り込みすぎると乾燥してドライノーズを引き起こします。入り口だけ処理するようにしてください。
鼻毛が発達して全体に長いタイプ
中年以降の人や都会の人、外で活動することが多い人は鼻毛が発達していることがあります。このタイプの人は短く刈り込むと鼻の中がすっきりするので大きくカットしてしまいがちです。しかし今まで過ごしてきた環境下で必要だったから鼻毛が伸びたので、鼻毛を刈り込んだことで汚れた空気を防御なしで吸い込むことになり、風邪をひきやすくなったりします。また今まで湿度を保ってくれていたい鼻毛を切ってしまうことで、鼻の湿度調整がうまく働かず乾燥してドライノーズになることもあります。
鼻毛があまり生えていないタイプ
たびたび鼻毛を抜いていて鼻毛自体が少ないタイプの人は、鼻の防御力は他の人よりはかなり低くなっています。このタイプの人は美意識が高い人が多く、こまめに鼻の手入れをしています。しかし鼻毛が少ないことでウィルスなどに感染しやすくなっています。くしゃみが止まらなかったり、鼻がムズムズするような症状があれば鼻毛を少し育てて増やしたほうがいいと思います。
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