ドライノーズの治療、予防法でワセリンを長期的に使うことで誤嚥性肺炎のリスクが高まるようなので新しい予防法を探しました。
ドライノーズの予防には保湿が不可欠
ドライノーズは鼻の中が乾燥することで炎症が起きてしまい、鼻血やかさぶた、たくさんの鼻くそに悩まされます。ドライノーズ対策として効き目があるのは水分を与えて保湿してあげることです。手荒れと同じで常に保湿し続けることで自然とよくなっていきます。
ドライノーズ対策にはワセリンを使う人が多いけれど
私がドライノーズを体験した当初(2015年初め)市販で買える予防グッズで評判が良かったものはワセリンでした。
ネットで検索してみるとドライノーズにワセリンを勧めている人は結構いるんですよ。私もワセリンが気になって試したのですが、個人差があるのか悪化気味になりました。
ドライノーズ対策でワセリンを使い続けたら…悪化した体験
私自身もネット掲示板とか、知恵袋でワセリンが良いと聞いたので、評判を信じて買ってみました。ワセリン自体も高いものじゃなく手頃な値段だったので。
ワセリンを使ったらドライノーズの痛みは治まった
ワセリンを試しに塗ったところ、塗った瞬間からカサカサだった鼻の中がベタベタしつつも痛くなくなったのですっかり「これで治る」ような気がしました。毎日使っても痛みもなく、症状がひどくなることがなかったので、皆がワセリンが効果的だと言っていたことに納得していました。
ワセリンのおかげでドライノーズが治ったけどすぐに再発した
数週間で完全に治ったと感じたのでワセリンを塗るのを忘れたんです。つまりそれくらい治って、気にならなくなったのです。数日くらいは快適に過ごせたように思います。
でも…またドライノーズの痛みが始まりました。あんまりにも痒くて鼻をギュッとつまんでやり過ごしたら、刺激してしまったようで透明な鼻水が出始めました。焦ってしまってワセリンを塗りましたが水と油っていう感じでなじみが悪かったです。鼻の中はヌルヌルでむず痒い状態でした。
ワセリンでドライノーズが悪化する人もいる
ワセリンを使いすぎてワセリン中毒とかワセリン依存とか言われている状態になってしまうようです。ワセリンを使うことで自分自身が持っている自然な保湿力や回復力が急激に落ちてしまい、ワセリン無しでは過ごせなくなってしまう…というのがワセリン依存症です。
ワセリンで保湿しすぎると自分自身の油分が出なくなる
鼻粘膜は常に鼻水などの粘液が出続けないと体の防御力が落ちてしまう場所です。ドライノーズになった鼻の中はすでに乾燥から防御力が落ちています。ワセリンを使って鼻の中がワセリン依存になってしまったら、一時的にドライノーズの症状が良くなったように見えても結局はドライノーズを長引かせてしまいます。
ワセリンを使うなら短期間
ワセリン依存という状態はワセリンを長く使った場合に起こりやすくなります。鼻粘膜が持っている本来の潤う力を邪魔しないようにするためには「どうしても必要な場合に、少量使う」ことでワセリン依存を避けられると思います。
ドライノーズは根本的な解決はワセリンじゃできない
空気の乾燥や脱水症状から鼻の粘膜が弱った原因があるのに鼻の粘膜の表面だけケアしても不十分です。体全体の水分量を増やしたり、空気の保湿をしていかないとドライノーズが再発してしまいます。
しかしワセリンを使わずに放置すると症状はじわじわと悪化していくようでした。やはり一度ドライノーズになってしまったら何らかの保湿は必要です。粘膜に無理がない体液に近い保湿剤が必要です。
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